鋒/切先は直接切ったり刺したりする部分です。つまり、この部分の仕上がりが威力を左右することになります。強固で切れ味が良ければ、敵をスパッと切ってしまうことが可能です。ただし、機能的な役割を果たしているだけではありません。鋒/切先は美術的観点でも特に重要な部位だとされており、美しさによって価値が変わってしまいます。他が美しい見た目であったとしても、鋒/切先が美しくなければ価値は大幅に下がってしまうことを理解しておくと良いです。このように、鋒/切先は刀の威力と美に大きく貢献しているものだと言えます。長い歴史の中で強靭さと美麗さの両方が向上できるように改良が重ねられており、刀の中でも注目すべき場所の1つだと覚えておきましょう。