わび料の鉄砲

刀剣の交換会であるが、それぞれ名称がつかられている。刀の会の入札の方法は椀伏せ入札といって椀の中に金額と名前を書いて札とりのところへ投げる。出席者の入札が終わると札とりが他の人に見せない様にして開いてみる。最高金額を入れた人に落とすのは普通のセリと変わらない。めでたく落札した人は分金と称して会へ落とした金額の四~五部を支払う。その上”二番”といって落とした人の次の高値に入れた人に0.5分払う。これはお礼の意味である。しかし出るものが皆落ちるわけではない。成立しなかった場合は、その刀をだした人が0.1パーセントを最も高額を入れた人にわび料として支払う。これを゛鉄砲”という。このように会は進められ、売った人はその場で代金を受け取り、買った人は三等分して三カ月の間に支払うことになり、分金は会の基金となる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です