「大般若長光」と剣豪たち

東京国立博物館貯蔵とされている「大般若長光(だいはんにゃながみつ)」は、備前長船派の名工として知られている長光の作とされているようです。

さらには織田信長の愛刀としてもしられ数々の剣豪たちの手に渡ったとされる歴史をもつ刀剣でもあるようです。

まず「大般若長光」を手にしたのは、足利義輝であったと言われているようです。第13代室町幕府の将軍であるとともに、剣豪将軍としてその名を馳せた義輝の死後、三好政康の手に渡ったとされています。

大きな流れのなかで次に手にした剣豪は、織田信長であったとされているようですが、その後は織田信長から徳川家康に贈られているようです。さらには長篠の戦いの際に、家康から奥平信昌に戦功を称えるために贈られたとされています。